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ふしぎな写真のUFO vol.2 [少しふしぎな話し]

タイトル:ふしぎな写真のUFO vol.2
(魔女のものがたり です)

登場人物:
川神 梨紗子(カワカミ リサコ) ... 魔女見習い → 魔女試験十級。頼まれると断れない性格。
開武 千景(カイブ チカゲ) ... 川神 梨紗子のクラスメイト。不思議なものは、あまり信じていない。
秘川 新那(ヒカワ ニイナ) ... 川神 梨紗子のクラスメイト。不思議なものが好き。
早川 優理香(ハヤカワ ユリカ) ... 川神 梨紗子のクラスメイト。ピアノ部。
その他 ...

 これは、『ふしぎな写真のUFO vol.1』のつづきです。

本文:

 リサコは、早川 優理香の指を見る。

 早川 優理香の指は、カメラのシャッターボタンを押しきっている。

リサコ「ちょうど、写真を撮ったところみたいだけど……。

 えーと、早川さんが、立っている位置とカメラの向いている方向から推測すると、写真を撮ったのはあのあたりかな」

 リサコは、早川 優理香が写真を撮影した位置を予測し、そちらのに向かって飛んでいった。

 そこには、旅客機が一機、飛んでいた。

リサコ「あー、UFOじゃなくて、飛行機だったんだ。

 残念。たい焼きはあきらめなくちゃ……」

 リサコは、その場所の時間を元に戻すと、
 その日から五日後の午前10時20分36秒、学校の教室のさっきまでいた場所に戻っていった。


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 元の時間と場所 -- 。

 リサコは、ためいきを一つついてから、それは、やっぱり、UFOじゃないんじゃないかということを言おうとした。

 しかし、それよりほんの少し早く秘川 新那が、人差し指と中指で、早川 優理香の持っていた写真をすっと引き抜いて、こう言った。

秘川 新那「よく見ると、これはUFOじゃないね。もしかすると、飛行機かもしれないよ」

 それを聞いた開武 千景の顔が、ぱっと明るくなって、笑顔になる。

開武 千景「そうでしょ?」

 開武 千景が、うれしそうに、そう言って、うなずく。

秘川 新那「うん。これは、UFOじゃないと思うけど……。
 でも、こっちのは何だろう?」

 秘川 新那は、そう言って、写真に写っている空の左上のあたりを指さした。

 リサコは、秘川 新那が指さした写真のそのあたりを見る。

リサコ「あっ、ああー!」

 リサコが、驚いて、少し大きな声を出す。

 その写真のその部分には、ホウキに乗った人の姿が写っていた。

 小さくて顔や服の細かいところまでは分からないが、それは、まぎれもなくホウキに乗って、早川 優理香を探していた時のリサコの姿だった。

 秘川 新那は、早川 優理香に持っていた写真を渡す。

 早川 優理香は、秘川 新那から渡されたそれをもう一度よく見てみる。

早川 優理香「不思議ですね。さっきまでは、まったく気づかなかったんですけど……」

 早川 優理香が、おっとりした口調で言う。

秘川 新那「これなら、UFOよりも珍しいし……。
 たい焼き三ヶ月分だって、ねらえるんじゃないかな?」

早川 優理香「そうですね。これなら、いけるかもしれませんね。
 この写真をそのコンテストに出してみましょう」

 早川 優理香が、まじまじとその写真を見ながら言った。

リサコ「あっ、そっ、それは、やめた方がいいんじゃないかな……」

 リサコは、あわてて言った。

あとがき:
 読んでいただき、ありがとうございます。
 この物語は、フィクションです。

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